音楽フェスやライブイベントを盛り上げるうえで欠かせないのがフェスグッズです。Tシャツやタオルをはじめ、バッグやキーホルダーなど、さまざまなアイテムが販売されています。
一方、制作する側は「何を作れば売れやすい?」「どのくらい発注すればいい?」「複数のグッズをまとめて作れる?」と悩むことも少なくありません。
この記事では、フェスグッズの定番・おすすめアイテムから、企画のポイント、ロット・納期、売れ残り対策、制作会社の選び方まで解説します。フェスや音楽イベントのグッズ制作を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
フェスグッズとは?
フェスグッズとは、音楽フェスやライブイベントなどで販売・配布されるオリジナルグッズのことです。イベントのロゴや出演アーティスト、開催年などをデザインに取り入れ、来場の記念品や会場で使えるアイテムとして制作されます。
フェスグッズには、イベントを盛り上げるだけでなく、物販売上を作ったり、イベントの認知を広げたりする役割もあります。
ここでは、フェスグッズを制作する主な目的について解説します。
来場者の満足度を高める
Tシャツやタオル、ラバーバンドなど、会場ですぐに使えるグッズはフェスへの参加感を高められます。
また、イベント終了後も日常的に使えるアイテムであれば、フェスの思い出を残す記念品としても喜ばれます。
物販売上につながる
フェスグッズは、チケットや飲食などと並んでイベントの売上を作る手段の一つです。
特に限定デザインや出演アーティストとのコラボなど、会場で購入したくなる理由を作ることで、物販の購入につなげやすくなります。
イベントの認知拡大につながる
ロゴ入りのTシャツやバッグなどを来場者がイベント後も使用すれば、フェスを知ってもらうきっかけになります。
単なる記念品としてではなく、「イベント終了後も使ってもらえるか」という視点で企画することも、フェスグッズ制作では重要です。
フェスグッズの定番・人気おすすめ10選
フェスグッズは、会場で使えるものから普段使いできるものまでさまざまです。ターゲットや開催時期、予算などを踏まえて、イベントとの相性がよい商品を選びましょう。
ここでは、フェスグッズとして定番のアイテムを10種類紹介します。
Tシャツ
Tシャツは、フェスグッズの代表的なアイテムです。イベントロゴや出演者名、開催日などをデザインでき、来場記念としても残ります。
会場ですぐに着用してもらえるため、一体感を演出しやすい点もメリットです。
タオル
タオルは、汗をかきやすい野外フェスや夏のイベントと特に相性のよいグッズです。
マフラータオルやフェイスタオルなど種類も豊富で、ロゴやイベントカラーを大きく取り入れれば、ライブ中にも活用してもらえます。
ラバーバンド
ラバーバンドは、身につけやすく持ち帰りやすい定番グッズです。比較的コンパクトなため、複数種類を集めてもらうコレクションアイテムにも向いています。
アクリルキーホルダー・アクリルスタンド
アクキーやアクスタは、アーティストやキャラクター、イベントビジュアルなどを活かしやすいアイテムです。
複数の出演者がいるフェスでは、出演者別のデザインを展開する方法もあります。
トートバッグ
トートバッグは、購入したグッズや荷物を入れるために会場ですぐ使えるほか、イベント終了後も普段使いできます。
実用性を重視したフェスグッズを作りたい場合に適しています。
ステッカー
ステッカーは、スマートフォンやPC、ケースなどに貼って楽しめるグッズです。
比較的手に取りやすい商品として販売したり、購入特典として配布したりする方法もあります。
キャップ・帽子
キャップや帽子はファッションアイテムとして販売できるほか、野外フェスでは日差し対策にも活用できます。
普段使いしやすいデザインにすると、イベント終了後も長く使ってもらいやすくなります。
ペンライト
アイドルイベントや夜間のライブでは、ペンライトも人気があります。イベントロゴや出演者名を入れれば、オリジナル感を演出できます。
ポーチ・小物入れ
ポーチは、イヤホンや充電器、コスメなどを収納できる実用的なアイテムです。
フェス当日だけでなく日常生活でも使いやすいため、長く手元に残るグッズを制作したい場合に向いています。
季節・会場に合わせたオリジナルグッズ
夏フェスならサングラスやボトル、冬のイベントならブランケットなど、開催時期や会場に合わせた商品も選択肢です。
定番商品だけに絞らず、「このフェスだから欲しい」と思ってもらえるアイテムを企画することで、他イベントとの差別化にもつながります。
売れるフェスグッズを選ぶポイント
フェスグッズは、単に人気のアイテムをそろえれば売れるとは限りません。来場者のニーズやイベントの特徴を踏まえ、「欲しい」と思ってもらえる商品を企画することが大切です。
ここでは、フェスグッズを選ぶ際に押さえておきたいポイントを紹介します。
ターゲットに合わせて選ぶ
まずは、どのような来場者が購入するのかを明確にしましょう。
年齢層や性別、ファッションの傾向などによって、好まれる商品は異なります。過去に開催実績がある場合は、以前の販売数や売れ筋商品も参考になります。
会場で使いやすいグッズを選ぶ
フェス当日に使えるグッズは、購入する理由を作りやすいのが特徴です。
たとえば、夏の野外フェスならタオルや帽子、バッグなどが候補になります。開催時期や会場環境を踏まえて、来場者が「今欲しい」と感じる商品を考えましょう。
普段使いできるデザインにする
イベント終了後も使えるグッズにしたい場合は、普段使いのしやすさも重要です。
イベント名やロゴを大きく配置するだけでなく、ファッションや日用品になじむデザインにすることで、長く愛用してもらいやすくなります。
限定感やフェスならではの要素を加える
開催年や会場名、出演アーティストなど、そのイベントならではの要素を取り入れるのもおすすめです。
「この日しか購入できない」「今回だけのデザイン」といった限定感があれば、来場記念として購入する動機につながります。
価格帯の異なる商品を用意する
グッズに使える予算は来場者によって異なるため、複数の価格帯を用意すると選択肢を広げられます。
ステッカーやキーホルダーなどの手に取りやすい商品から、Tシャツやバッグなどの単価が高めの商品まで組み合わせると、幅広いニーズに対応できます。
フェスグッズの制作数・ロットを決めるポイント
フェスグッズでは、売り切れを避けるために多く作りすぎると在庫リスクが高まり、少なすぎると販売機会を逃してしまいます。そのため、想定来場者数や過去の販売実績をもとに、商品ごとの制作数を決めることが大切です。
ここでは、適切なロットを考える際のポイントを解説します。
来場者数と過去の販売実績から予測する
過去に開催したフェスやイベントがある場合は、来場者数だけでなく、商品ごとの販売数や購入率を確認しましょう。
初開催の場合は想定来場者数やターゲット、価格帯などから需要を予測し、在庫を抱えすぎない数量から検討する方法があります。
商品ごとにロットを変える
すべてのグッズを同じ数量で作る必要はありません。
たとえば、定番のTシャツやタオルは多め、単価が高い商品や需要を予測しにくい商品は少なめにするなど、売れ行きを想定して調整します。
複数の商品を制作する場合は、商品ごとに異なるロットで発注できる制作会社を選ぶと便利です。
小ロット制作も活用する
初開催のフェスや新しいグッズを試したい場合は、小ロット制作を活用するのも一つの方法です。
少量から販売して反応を確認できれば、大量の売れ残りを防ぎやすくなります。出演者別の商品や限定グッズなど、需要が分かれやすいアイテムにも適しています。
事前販売・受注販売を組み合わせる
ECなどで事前販売や受注販売を行えば、開催前に一定の需要を把握できます。
会場販売だけに限定せず、事前販売と当日販売を組み合わせることで、在庫リスクを抑えながら販売機会を増やすことが可能です。
フェスグッズの予算・販売価格を決めるポイント
フェスグッズでは、制作費だけでなく、デザイン費や梱包費なども含めて予算を考える必要があります。また、売上を確保するには、原価と来場者が購入しやすい価格のバランスも重要です。
ここでは、予算や販売価格を決める際のポイントを解説します。
制作にかかる費用を整理する
グッズ制作では、商品本体の製造費以外にも、デザインや版代、個包装、送料などの費用が発生する場合があります。
見積もりを比較する際は、商品単価だけを見るのではなく、納品までにかかる総額を確認しましょう。
原価と利益を踏まえて販売価格を決める
販売価格は、原価に一定額を上乗せするだけではなく、ターゲットや商品の価値、ほかのグッズとの価格バランスも考えて設定します。
物販売上を重視するのか、来場記念として手に取りやすくするのかによっても、適した価格設定は変わります。
複数の価格帯を用意する
購入単価を高めたい場合は、価格帯の異なる商品を組み合わせる方法があります。
手頃なステッカーやキーホルダーから、Tシャツやバッグなどの高価格帯まで用意すれば、来場者が予算に合わせて選びやすくなります。
セット販売も検討する
Tシャツとタオルなど、関連するグッズをセットにして販売する方法もあります。
単品販売とセット販売の両方を用意するなど、購入方法に選択肢を持たせることで、複数商品の購入を促しやすくなります。
フェスグッズはいつから制作する?納期・スケジュールの目安
フェスグッズは、商品によって必要な制作期間が異なります。複数種類を制作する場合は、デザインや入稿、サンプル確認などにも時間がかかるため、余裕を持って準備することが大切です。
ここでは、フェスグッズ制作をスムーズに進めるためのポイントを解説します。
できるだけ早めに制作会社へ相談する
フェスの開催日が決まったら、早めにグッズ制作の準備を始めましょう。
特にオリジナル性の高い商品や大量発注では、仕様決定から納品まで時間がかかる場合があります。商品が決まっていなくても、開催日や予算、作りたいイメージを伝えて相談しておくと進めやすくなります。
デザイン・サンプル確認の期間も考慮する
納期を考える際は、製造期間だけでなく、商品選定やデザイン制作、入稿データの確認、サンプルチェックなどの期間も必要です。
修正が発生する可能性も考え、納品希望日から逆算してスケジュールを組みましょう。
複数グッズはまとめて進行管理する
Tシャツやタオル、アクキーなどを別々の会社へ依頼すると、入稿日や納期、連絡先などの管理が複雑になりがちです。
複数種類をまとめて依頼できる制作会社であれば、窓口を一本化でき、イベント準備に追われる担当者の負担も軽減できます。
短納期の場合は優先順位を決める
開催日が迫っている場合は、すべての希望を実現するのが難しいケースもあります。
「絶対に作りたい商品」「数量を調整できる商品」など優先順位を整理し、制作会社と相談しながら現実的な仕様やスケジュールを決めましょう。
フェスグッズの売れ残りを防ぐ方法
フェスグッズは多く作れば販売機会を増やせる一方、売れ残ると在庫や保管の負担が発生します。特に開催年や日付を入れた商品は、イベント終了後に販売しにくくなるため注意が必要です。
ここでは、在庫リスクを抑えながら販売するためのポイントを紹介します。
過去の販売データを活用する
過去にイベントを開催している場合は、来場者数だけでなく、商品別の販売数や売り切れた時間帯なども確認しましょう。
「Tシャツの特定サイズだけ残った」などの情報も、次回の発注数量を決める材料になります。
小ロットで制作する
販売数を予測しにくい商品は、最初から大量に作らず、小ロットで制作する方法があります。
特に出演者別グッズや初めて販売する商品などは、需要に合わせて数量を調整することで在庫リスクを抑えやすくなります。
事前販売・受注販売を活用する
開催前にECで予約を受け付ければ、ある程度の需要を把握してから制作できます。
会場受取を用意すれば、当日の販売業務を分散できるほか、来場者にとっても売り切れを気にせず購入できるメリットがあります。
イベント終了後の販売方法も考えておく
余ったグッズを公式ECで販売したり、次回イベントで販売したりする方法もあります。
在庫を持ち越す可能性がある商品は、開催日を大きく入れすぎないなど、イベント終了後も販売しやすいデザインにしておくのも一つの方法です。
フェス会場でグッズを販売するときのポイント
フェスグッズは、商品そのものだけでなく、当日の販売方法も売上や来場者の満足度を左右します。人気商品に購入希望者が集中すると、長い待機列や売り切れなどが発生することもあります。
ここでは、フェス当日のグッズ販売をスムーズに進めるポイントを解説します。
売り場と待機列の動線を考える
グッズ売り場には多くの来場者が集まるため、購入者と一般の来場者の動線が重ならないように設計することが大切です。
販売窓口の数や待機スペースも、想定来場者数に合わせて検討しましょう。
商品を選びやすくする
商品名や価格、サイズ、カラーバリエーションなどを一覧で確認できるようにすると、注文がスムーズになります。
事前に公式サイトやSNSで商品ラインナップを公開しておくことも、当日の混雑緩和につながります。
決済方法を準備する
現金だけでなく、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済などを利用できるようにすると、来場者の利便性を高められます。
導入する決済サービスは、通信環境や手数料、入金時期なども確認して選びましょう。
在庫状況を共有する
人気商品が売り切れた際は、売り場だけでなくSNSなどでも在庫状況を案内すると、不要な待ち時間を減らせます。
サイズや種類が多い商品では、スタッフ間で在庫数を共有できる体制を整えておくことも重要です。
フェスグッズ制作会社の選び方
フェスグッズ制作会社を選ぶ際は、価格だけでなく、対応できる商品の種類やロット、納期、企画段階から相談できるかなども確認することが大切です。
ここでは、制作会社を比較するときに確認したいポイントを紹介します。
制作できるグッズの種類を確認する
Tシャツやタオルなどの定番品だけでなく、アクリルグッズや雑貨、オリジナル性の高い商品まで対応できるか確認しましょう。
商品の選択肢が多い会社であれば、イベントのコンセプトに合わせたグッズを企画しやすくなります。
最低ロットを確認する
制作会社や商品によって最低ロットは異なります。複数商品を作る場合は、それぞれ希望する数量で発注できるか確認しましょう。
「Tシャツは100枚、アクキーは30個」など、商品ごとに異なるロットへ柔軟に対応できる会社なら、余分な在庫も抑えやすくなります。
納期・短納期への対応を確認する
フェス開催日が決まっている以上、納期の確認は欠かせません。
特に開催日まで時間がない場合は、希望する商品を制作できるかだけでなく、代替商品や仕様変更なども含めて提案してもらえる会社を選ぶと安心です。
複数商品の制作をまとめて依頼できるか確認する
フェスでは、Tシャツやタオル、バッグ、アクリルグッズなど複数の商品を同時に制作することがあります。
複数の制作会社へ個別に依頼すると、見積もりや入稿、納期確認などの管理が増えてしまいます。複数商品を一括で相談できる会社なら、担当者の負担を減らしやすくなります。
企画段階から相談できるか確認する
「フェスグッズを作りたいけれど、何を作るか決まっていない」という段階から相談できるかも重要です。
ターゲットや予算、イベントのコンセプトを踏まえて商品を提案してくれる会社なら、単なる製造だけではなく、売り方まで見据えたグッズ制作を進めやすくなります。
フェスグッズ制作ならmou-souに相談
フェスグッズでは、複数の商品を同時に制作したり、商品ごとに発注数量を変えたりするケースも少なくありません。「何を作ればよいか決まっていない」「開催日まで時間がない」と悩むこともあるでしょう。
株式会社mou-souでは、まだ具体的な商品が決まっていない段階から、企画・商品選定・制作まで一気通貫で相談できます。
曖昧なアイデアから企画できる
「フェスならではのグッズを作りたい」「今までにない商品を作りたい」といった段階から相談可能です。
イベントの目的やターゲット、届けたい体験などを整理しながら、作りたいグッズを具体化していきます。
複数種類・異なるロットもまとめて相談できる
mou-souでは、定番品からオリジナル性の高い商品まで幅広いものづくりを検討できます。
さらに「Tシャツ100枚、アクキー30個、別の商品は10個」といったように、商品ごとに必要な数量が異なる場合もまとめて相談できます。複数の制作会社へ個別に依頼する手間を減らせる点もメリットです。
販売まで見据えたグッズ制作をサポート
mou-souは商品を製造して納品するだけではなく、「なぜ作るのか」「誰に届けるのか」「どう感じてもらいたいのか」までヒアリングします。
「妄想を、現実に。」を軸に、まだ形になっていないアイデアから、ファンに届けるグッズを一緒に考えます。フェスやライブ、音楽イベントのグッズ制作で迷っている場合は、まずはmou-souへ相談してみてください。
まとめ
フェスグッズは、来場者の思い出になるだけでなく、会場の一体感を高めたり、物販売上やイベントの認知拡大につなげたりできる重要なアイテムです。
制作する際は、ターゲットや開催時期に合わせて商品を選び、予算・ロット・納期・販売方法まで事前に計画しましょう。複数の商品を制作する場合は、商品ごとに数量を調整することで在庫リスクも抑えやすくなります。
mou-souでは、商品が決まっていない段階から企画・商品選定・制作まで一気通貫で相談できます。「フェスならではのグッズを作りたい」「複数の商品をまとめて制作したい」という方は、mou-souへの相談を検討してみてください。

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